デジタル・ガバメント

先日、知り合いのはんこ屋さんとの会話でeガバメントについての話になり、関係する法案の提出が迫っているとの会話になりました。

法人設立手続オンライン・ワンストップ化検討会については、チェックしていたつもりでしたが、その他の手続きに関してはノーチェックだったので、法案の提出が迫っていると聞き少し慌てて調べたところ、年内に法案を提出できるよう法案の作成作業に入ることを閣僚会議にて決定したとのこと。

 

法人設立手続オンライン・ワンストップ化においては、公証人の面前での電子定款の自認を不要としたり、雛形によるモデル定款制度が検討されているようです。

これについては、法務省、弁護士会、司法書士会が反対の意見を表明しています。

私自身も、オンライン化自体には賛成ではありますが、前提として真正かつ適法な法人が設立されることを担保できる制度でなければならず、モデル定款により定款認証を不要とする制度には疑問があります。

 

はんこ屋さんとの会話の中で、印鑑業界において話題となっているのは、行政手続が電子化されることにともない手続きがペーパーレスとなり、法人・個人ともに印鑑の需要が減少するのではといったところのようです。

たしかに完全オンライン化を目指すには紙の添付書類をゼロにしなければならず、押印の代わりに電子署名という形式になるでしょう。

遠くない将来、大半の行政手続が完全オンライン化の方向に向かうでしょうが、私個人としては、印鑑文化自体がわりと好きでして、押印された印影を見るのも好きですし、パソコンで印刷した文章に押印をすることで、文書としての真実性が増す、あの感じがなくなってしまうのは寂しいかなとも思います。

 

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