猫ブームからの気づき

突然ですが、みなさんは犬と猫、どちらがお好きですか?

私は以前犬を飼っていたとき、大切な家族の一員だったのもありますし、いつもどんな時でもひたすら飼主を信じて待っていてくれる姿に日々癒されていましたので、世間でどんなに猫ブームが起ころうとも、気ままそうなイメージの猫よりも絶対に犬派だと思っていました。

 

NHKのBS放送に「岩合光昭のネコ歩き」という番組があります。写真家の岩合氏が、日本はもとより世界の色んな国々でカメラに収めた猫たちの暮らしや表情の一瞬一瞬を写した番組です。例えば、スイスのアルプスに暮らすある猫は、緑豊かな草原に透き通った湖や山の新鮮な空気のなかで、まったりのびのびと暮らしています。何よりその素晴らしい土地で育つ牛がたくさんいるのでミルクも飲み放題です。都会と違い、車に轢かれたりカラスに襲われたり等の心配もありません。ありきたりな表現になってしまいますが、そんな姿を観ているだけで、うらやましい気分なような、何とも癒やされてしまいます。

また、最近観た映画に「ボブという名の猫」というイギリス映画があります。この映画は実話を基にしており、主人公は歌手を目指すも日の目を見ず、路上で歌って生計を立てているホームレスの「ジェームズ」。両親は幼い頃に離婚しており、頼れる家族もなく薬物依存に陥ってしまいます。しかし、ソーシャルワーカーの女性のおかげで、幸運なことに路上生活からアパートに住むことができます。そしてある夜、そのアパートの部屋にふらっと一匹の茶色のトラ猫「ボブ」が侵入してくるのです。その後怪我をしたボブをジェームズが治してあげたことからボブは懐き、どこへ行くときもジェームズと行動を共にするようになります。それからも様々な困難がジェームズに降りかかるのですが、ジェームズはボブのために薬物依存を克服して試練を乗り越えていく・・・というお話です。

私は今まで、犬は人間に懐くけれど猫は自由で気ままな性格、という勝手な印象を抱いていましたので、薬物依存を克服しようと努力するジェームズを、文字通りじっと見守るボブの姿を観て、二人の絆にとても感動しました。

昨今の猫ブームのおかげで、個人的には、今まで知らなかった猫の色々な面を目にすることができました。好みや偏見から視野が狭くなることは往々にしてありがちですが、猫ブームから猫を色んな角度からみることで、これまで抱いていた色眼鏡から目を覚ましてもらうことができました。

やはり何事もフラットな気持ちを持ちつつ、多角的な視点で物事を見ることが大事ですね。

 

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