豊田市美術館

豊田の合同庁舎からも程近く、クリムトを所蔵している豊田市美術館。気になりながらなかなか行く機会がなかったのですが、この度、改修工事に入るとのことで、休館するギリギリのタイミングで行って来ました。ブリューゲル展が開催されておりましたが、常設展は、同じく改修中の愛知県美術館のコレクションを加えたラインナップで開催されておりました。

 

お目当てのグスタフ・クリムトは、特に「接吻」の作品が有名なオーストリアの画家ですが、没後100年ということもあり、今年はテレビなどでも話題になっていました。

わたしも、「接吻」をきっかけにクリムトの作品を好きになりましたが、今回は愛知県美術館が所蔵する「黄金の騎士」と豊田市美術館が所蔵する「オイゲニア・プリマフェージの肖像」が同時に見られるとのこと。(しかも常設展のみの入館料は300円)

同室に展示された2点の実物は、その大胆な構図からの迫力もさることながら、デジタルの画面や印刷物では伝わらない細かな描写や色使いが本当に素晴らしかったです。

クリムトの作品以外にもその弟子にあたるエゴン・シーレ、その他にピカソ、ジョアン・ミロ、草間彌生などが見ることができ、両美術館のコレクションからセレクトされた充実の内容で、個人的にもツボな内容でした。

なかでも特筆すべきはピカソの作品でした。ピカソの作品が特に好きなわけでもなく、むしろ抽象的な表現はいまだによく分からないのですが、展示されていた作品は圧倒的な存在感でした。その作品は、青の時代に描かれた「青い肩掛けの女」という作品で、初めて見るものだったのですが、不安な気持ちになるほど不気味な表情を青く冷たい色彩で描いており、その場の空気が張り詰めるほどの存在感でした。(自宅にあったら絶対落ち着かない!笑)

 

残念ながら現在、両美術館は休館中ですが、来年、過去最大級のクリムト展が開催されるようです。しかも東京都美術館と豊田市美術館での開催。

クリムトもピカソもそうですが、他の美術館が「借りたい」と思うような作品を所蔵することで、国内外の美術館との交流が生まれ、互いに作品を貸し借りして大規模な展示会を開催することができるようです。

豊田市美術館にクリムトがあることが来年のクリムト展の開催に繋がったのかは定かではありませんが、愛知県に傑作と呼ばれる作品が2点もあること、そして寄付したと言われる大手自動車会社様には感謝せねばなりません。

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