Case. 008
詳細且つ粘り強い交渉を行うことで請求金額の6分の1以下での示談解決に成功した事例
事案
女性(依頼者)が、既婚男性と交際をしていたところ、その男性の妻(相手方)より、金330万円の不貞行為を理由とする慰謝料を請求された事例。
対応策と結果
依頼者は、不貞行為の存在については認めていたものの、請求された金額が金330万円と高額な内容であった。 そこで、弁護士としては、事案の内容に即したあるべき金額を提示し、交渉を行った。
さらに、後に発生する既婚男性(不貞行為の相手方)に対する求償権を強く強調したうえ、それを放棄することを条件として、さらに同金額の半分の額を提示した。
このように、減額を成功させるために考えられる全ての要素を取り上げ、それを強く主張し、請求された金額から大幅に減額をすることを前提とする示談による解決を目指した。
結論として、金50万円(請求された金額の6分の1以下)での示談解決に成功した。
この事案では、当初の請求金額から極めて大幅な減額をしたうえでの解決に成功しており、その過程では、かなり詳細且つ粘り強い交渉を行った。
通常、ここまでの減額に成功する事案は、決して多くはないといえるが、依頼者の経済的な事情を踏まえた解決を目指すことも極めて重要である。そのためには、減額できる要素を全てピックアップしたうえ、全力で交渉に臨む姿勢が必要である。
このように、依頼者の利益を最大限に護るために、為し得ることは丹念に考え、交渉という行動に移すことが何よりも重要であるということを思い知らされる事案であったといえる。
今後も当事務所では、かかる姿勢を何よりも大切にして、日頃から一つ一つの事案の解決に取り組む所存である。